「先生は1日の中でヨガの練習はどのくらいしていますか?」
「練習の時間を作るの大変じゃないですか?」
たまに聞かれる質問です。
ヨガの練習ということは具体的にはクリア、アーサナ、プラーナヤーマ、ディヤーナでしょう。
ヨガの練習は何のために行うのでしょうか?
ヨガの目的は何でしょうか?
スポーツであれば、「勝つ」ため、「もっといい成績を取る」ためでしょう。
もっともっとという向上心がモチベーションでありやりがいでしょう。
ヨガもそうでしょうか?
本来ヨガの目的「悟り」を得るためすなわち「解脱」です。
しかし、それは輪廻の状態においてですので日常的には「心身の調和」、「心身の健康」でしょう。
では、心身の調和と健康を得た人はヨガの練習をする必要はあるのでしょうか?
つまり目的を達したのに練習は必要でしょうか?
私は、ヨガのポジティブな考え方や、エゴを小さくする方法、健康法をある程度習得し、日々の生活の中で生かしています。
物事の捉え方や、生き方がヨガ的になっています。
アーサナがスポーツの様に目的になっている人はアーサナの練習を止めることはできなしでしょう。
アーサナの練習がヨガだと思っている方も多くいます。
アーサナの練習をしていないとヨガではないと、、、。
スワミジやババジは別にアーサナだけをしているわけでもなく、ヨガを生きています。
「ヨガと共に生きる」ということが大切なのです。
アーサナに固執し、ヨガの目的が分からなくなっている人は経典や古典のヨガに戻る必要があると思います。
そもそもヨガとは何のために発展してきたのか?
アーサナアナトミカルアプローチでは、そのそうな古典の視点からアーサナをお伝えします。
アーサナは「目的」ではりません、「手段」です。
アーサナに翻弄され、目的を見失っている方にぜひお伝えしたい
「ヨガはあなたを縛りつけるものではありません。あなたを拘束から解放してくれるものです。」
私個人は時間があれば実践をしますが、時間がなければ練習はしません。
ヨガと共に生きている事に充実感を持っています。
日々幸せです。