人生を楽しく快適に過ごすか、苦しみとともに生きるかそれを選ぶのは自分自身です。
苦しい関係を続ける人間関係。
快適な関係を続ける人間関係。
苦しい仕事を続ける人生。
快適な仕事を続ける人生。
ヨガは何を目的に存在しているのか。
人生の苦を減らして幸福を増やす方法がヨガです。
インド思想での最終的なゴールは「解脱」ですが、多くのインド以外の国でのヨガのゴールは「幸せ」でしょう。
アーサナはヨガの実践ですが、それは人生の苦を我慢する方法なのでしょうか?
人生を快適に過ごす方法なのでしょうか?
苦しみを作る原因は自分の概念ですよというのがヨガの、パタンジャリの助言です。
つまり、苦しみを作らなくても人生は快適に生きていけますよということです。
頑張ることが日本では美として表現されますが、それは昭和に作られた価値観でしょう。
平安、江戸は「いとおかし」、「趣がある」ですから、頑張ることは美的ではありません。
頑張れと国民総出で言ったのは東京オリンピックだそうです。
ブッダもパタンジャリも落ち着いた静寂の中に悟りがあると説きました。
アーサナも頑張る方法はスポーツです。
若い人にはフィットネスでいいでしょうが、いい歳になったら落ち着きが価値です。
アーサナに限らずヨガは快適というコンセプトから外れる必要はありません。
人生に苦悩や苦しみを敢えて作る必要はありません。
何度も言いますが若い人は苦悩して、試行錯誤していいと思います。
競って、切磋琢磨して苦しむ時期も必要です。
いい歳になった人の次のステージとして、大人としてヨガは、心の落ち着き、人格の向上を指し示してくれています。
快適さを探るようにアーサナの実践ができるといいですね。
自分の人生をより快適に、幸せに過ごすために役に立つから意味があるのです。
ヨガに自分の人生を捧げる必要はありません。
自分の人生に役に立つからヨガをすればいいのです。
自分いとってもっと快適に、もっと開放的にヨガを行うことがヨガの方向性です。
アーサナアナトミカルアプローチでは、ヨガで自分の人生をより快適にする方法をアーサナの実践を通してお伝えします。