「今までのヨガの実践は間違っていた!」
「本当のヨガはコレだ!」
最近多いですねこういう表現が。
自分もある時期は結構そういう感じだったこともあります。
若気の至りとでもいいましょうか、、、。
「いい」、「わるい」を超えるところがヨガです。
そもそもその価値観は皆共通でなければいけないのでしょうか?
インドに行くと分かりますが、本当に自分のために勝手にヨガをしています。
別に誰かの価値観に合わせるためにしていません。
誰かに評価されるためにしていません。
自分にとっていいものを行っています。
ヨガの行者は俗を捨ててる身ですから関係ないです周りは。
そもそも〇〇ヨガという流派なんてのはありません。
勝手に誰かが言ったか、でっち上げられたか、周りに崇められたかです。
経典ですら普通に考えれば誰かの主観を残したものです。
人は何でも神格化したがる性質を持っていますから当然の事象ですが。
仏教の宗派でもそれぞれ違いますけどそれも主観を大切にしてるからです。
という事はあなたも自分の主観を大切にしていいのです。
別に誰かに違うとか合ってるとか言われることを気にしなくていいのです。
自分にとって現時点でのフィット感を大切にしてほしいなと思います。
あなたの人生は間違っているとか誰にも言われたくないですよね。
失敗したことも含めて人生ですし、自分といっても年齢や立場によって大切な事は変わりますよね。
常に変化しているのですから。
価値観も変化していいのです。
ヨガに「正しい」とか、「間違い」とか、「いい」とか「悪い」はないのが真実だと思います。
多様性は生命の基礎であり、人もまた多様性があり、インドは特にその多様性を許容してきた文化です。
ヨガとはそういう多様性の中で発展してきた幸せへの道しるべなのだと思います。
スポーツのヨガがあっても、美容のヨガがあっても、探求のヨガがあってもいいのです。
あなたの人生にとって有意義なものであれば。
みんな違ってみんないいのですね。
自分の人生の中でも嗜好が変化するように、ヨガの実践方法も変わっていいのです。
アーサナアナトミカルアプローチでは、流派の否定はしません。
解剖学的に、運動学的に体の負担のない、主に古典に則って心身を整えるためのアーサナをお伝えしています。
自分にとってそれが今必要だと思っている方々に取り入れて頂ければ嬉しいです。
Om shanti !